就職・転職で迷走する原因を自身の体験から考えてみる
目に見えない差別はまだまだ残っている!?
私が学生の頃は、「就職氷河期」と言われる最も新卒学生の就職が厳しい時期でした。
不景気による人件費削減により、新卒採用をしている企業はかなり少なかったような気がします。
求人が少ないため競争率もいっそう激しくなり、また企業側も女性より男性を優先的に採用するという風潮がありました。
私もとりあえず興味を持った企業に資料請求しまくりましたが、「今年度の事務職の採用はございません」といった返信ばかり…
私は事務職じゃなく他の職種を希望していたのに、「女性=事務職」と勝手に捉えられてしまったのも何か腑に落ちない面もありましたが、これが現実なんだと思ったものです。
このような差別は現在はだいぶ改善されてきたとは思いますが、男女雇用機会均等法が制定されているとはいえ、結局女性は後回しにされることを肌で感じました。
ブラック企業に入ったことが迷走の始まりだった
私はそれでも唯一内定が出た会社に新卒入社したのですが、入社前と入社後のギャップは以下のように激しいものでした。
・サービス残業ばかりで、半日以上は会社にいるのが当たり前
・社内の設備が非常に古く、仕事の効率が悪くて無駄が多い
・一人あたり毎年20万円ほど欲しくもない商品を購入させられる
・やる気を失った若手社員がどんどん辞めていく
・人手不足のため無給の休日出勤をせざるをえない
・有給休暇や連休をとらせてくれない
・社内教育が皆無で全体的にスキルやモラルが低い
・出社後いきなり当日付での転勤を命じるなど、従業員の扱いが雑
他にも気になった部分はいくらでもありますが、とにかくブラック企業に入ってしまったことには間違いありませんでした。
同期入社した新卒者は30人くらいでしたが、噂で耳にした情報も合わせると半年〜1年以内にかなりの同期が辞めてしまったようでした。
そして私も2年を過ぎた頃からこの会社で働き続けることに限界を感じ、とにかくこの会社から離れたいという気持ちが大きくなって後先考えずに「退職届」を出してしまったんです。
人の出入りの多い企業であるためか、特に引き止められることもなくあっさりと受理されてしまいましたが、本当の地獄はここからだということを退職時はわかっていませんでした。
やりたいことがわからなくなって職を転々とする
とりあえず次の仕事を探そうとするとまず求人そのものがないので、お金を稼ぐためにバイトでも何でもとにかく手当たり次第に応募しないといけない状況になりました。
運よく仕事が見つかっても非正規雇用なので当然正社員時代より収入は激減、給与も時給制なので収入もかなり不安定です。
また、正社員と変わらない仕事をしていても非正規は給与が低く、一人暮らしなので生活するのがやっと…
昇給やボーナスもないのでとにかくモチベーションを維持するのが大変…
新卒入社して不満だらけだった会社でも、多少のボーナスが出ただけマシだったなあと思うこともありましたね。
結局そんな仕事は長続きせず、数ヶ月から数年間隔で職を転々とする状況が長く続きました。
そしてこのようなパターンを繰り返すうち、そもそも自分のやりたいことが何なのかさえわからなくなってしまったんです。
ハローワークは事務的で無責任?
当然歳もとりますし、失業保険の手続きでハローワークの窓口に行っても
「とにかくどこでもいいので応募してください」
といった無責任なことしか言われません。
それなりに真剣に探した求人に応募しても遠まわしに断られてしまったり、転職サービスに登録しても経験・年齢・性別の壁からすべて空振り…
もうどうしようもなく追いつめられてしまったその時、なぜこのようになってしまったのか改めて自分の置かれている状況を見つめ直してみました。
その答えは、「自分がやりたいと思っていたことを見ないようにしていた」所にあったんです。
心機一転、WEBの世界へ
私は大学への進学も就職も、すべて親を安心させるために深く考えずに決めたものでした。
つまり、自分がやりたいことは別にしてとにかく進学、就職さえしておけば親不孝せずに済むと思っていたんですね。
しかしその思いとは裏腹に、新卒入社した会社を2年余りで退職してしまいました。
そして非正規の長時間労働で必死で貯めた貯金をはたいて、20代後半の時スキルを身に付けるためにWEBデザインのスクールに通いはじめたんです。
またまたブラック企業で体調を崩し、退職…
元々WEBの世界には興味があり、ひと通りスクールで学んだ後そのスキルを活かせるWEB関係の仕事に就いたのですが、そこはまたもやブラック企業でした。
現場はその会社の女ボスみたいな人が仕切っていて、新たに入ってくる人を男女関係なくさんざん罵って辞めさせるパワハラを繰り返している企業だったんです。
私もその異様な雰囲気にはすぐ感付きましたが、ようやく見つけた仕事なのでとにかく最初は気にしないようにして業務に集中しました。
しかしそのパワハラの嵐はついに私にも降りかかるようになり、ある日我慢の限界を超えて体調を崩してしまい、退職に追い込まれました(+_+;)
それがきっかけでWEBの世界で働く自信をなくし、せっかく学んだWEBのスキルも活かさないまま全く関係のない仕事を転々とするようになったんです。
でもそれは間違っていたことに気付いたのは、ずっと後になってからでした。
やりたいことを素直に始めれば、人生は大きく動き始める
とにかく何か仕事はしないと生活できないので、その後は比較的入りやすい低賃金&ハードな肉体労働の会社を転々としていました。
しかし、そんな騙しだましの生活を送っている間に腰や足を痛めるという災難に何度も見舞われることに…
やはり肉体労働は年々キツくなることを実感し、一度はあきらめたWEB系の仕事をもう一度素直に始めることにしたんです。
そうしたら、私の人生が大きく動き始めました☆
それは「なんで今まで無駄に回り道していたんだろう…」と後悔するほど私の望みにドンピシャの仕事で、ストレスなく悠々自適に働く事ができるようになったんです。
結局私は、自分のやりたいことがわかっていなかっただけなのかもしれません。
悩んだ時は電話相談がおすすめ!
人は社会に流され、長く自分の本心に逆らっていると、自分が本当にやりたいことすら思い出せなくなってしまうものです。
実は私がその漂流した状態を脱することができたのは、とある電話相談を利用したことがきっかけでした。
それは「電話占いヴェルニ」という所です。
こういった悩み相談は、一般的な仕事の悩み相談所より電話占いを利用した方が、確実に今の自分に最適なアドバイスをしてくれると思います☆
なぜなら占い師は相談者の
■現在・過去・未来
■性格・適性・適職
■動く時期
などを、こちらが何も言わなくても視えてしまう能力を持っているからです。
まとめ
格差社会となった今では、運悪く就職氷河期に就職時期を迎えた人々は過去の私と同じような感じなのではないでしょうか。
社会が変わってくれるのを待っていても状況はほぼ20年以上何も変わりませんし、社会のせいにする前にまずは自分が変わらなければなりません。
自分の力ではどうしようもなくなった時は、プロの占い師に相談してみる価値はあります。
小心者の私も思い切って電話したらびっくりするくらい自分のことを言い当てられ、最善の道へ進むための的確なアドバイスがもらえました。
もしあなたもいま迷走中で悩んでいるのなら、ヴェルニで相談してみてはいかがでしょうか?